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破滅と再生~『USB』

2009年10月11日

何から語れば良いのやら…。
現代日本の原風景を冷たく無機質に、時に有機的に描いた映画を観ました。

それは『USB』と言います。


 ~あらすじ~

原子力発電所の臨界事故により、放射能汚染の進む町。
医学部を受験し五年目の浪人となった祐一郎(渡辺一志)は実家暮らしの身。
母親(桃井かおり)や親族からは開業医だった亡き父の跡継ぎを期待されるも、自堕落が原因でヤクザからの借金がかさみ、ドラッグの売買にまで手を染めてしまう。
鬱屈とした日々の中、恋人の真下恵子(小野まりえ)からは妊娠を告げられ激しく困惑。
次第に追い詰められていく祐一郎にヤクザのボス(大杉漣)の娘・あや(江本純子)と駆け落ちしている幼なじみのチンピラ・甲斐(峯田和伸)から
放射能を大量に浴びる危険な臨床試験のアルバイトを紹介されるが…。


作品全体に漂う、滅びの空気に惹かれての鑑賞と相成りましたが
ハッキリ言ってややこしかったです!

キャッチコピーの「愛の進化論。」と言うのも、作中で主人公がビデオ録画で受ける、遺伝情報や帯化(植物の奇形現象)の
授業シーンもきちんと観ていないと理解しにくいかもしれません。

今回、大阪は十三にある映画館「第七藝術劇場」にて監督登壇の初日舞台挨拶も堪能して、ようやく作品世界の一部(!)に触れることが出来たって感じでした。

申し訳なくも、記事にするのに四苦八苦してるのは、主人公とヒロインに感情移入が出来なかったから…。
 主人公→ただの穀潰し
 ヒロイン→流され子
としか見られませんでした。
役者さんは独特の雰囲気があって好感が持てたんですけどねえ。
逆にヤクザの娘と幼なじみのカップルは主人公たちの対比として
「俺たちに明日はない」を地で行く感じが刹那的なのに生き生きとしていました。

ラスト、放射線科医(大森南朋)にレントゲン撮影での被曝を望む二人の姿と、桜と春に降った雪の映像は美しくも絶望的で見入ってしまいましたが。

とりあえず率直な感想としては大杉漣、独り勝ちで。
大杉漣さんはどんな作品でもいいキャラ醸し出してくれますね。

余談ですが、KRAFTWERKの『RADIO-ACTIVITY』を聴いてから鑑賞すると結構楽しめるかもしれません。
音楽がそんな感じでした。

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